接種できる人は?

  • 6カ月齢以上の重篤な卵アレルギーの無い方。
  • 卵アレルギーがあっても、インフルエンザワクチンを安全に接種出来た経験のある方。

接種回数は?

日本式で接種するか、米国式で接種するか、お選びください。
※接種回数の考え方について...

年齢接種回数
日本式13歳未満2回
13歳以上1回
米国式9歳未満インフルエンザ罹患暦も
ワクチン接種歴も無い
2回
インフルエンザ罹患暦又
はワクチン接種歴あり
1回
9歳以上1回

今季2015/16は、昨年と株の変更が少ないので、米国式の接種方法でも良いかと思いますが、2014/15シーズンの当院の調査2013/14シーズンの菅谷先生の調査から考えると、2回接種すると、効果はH1N1型で25%、H3N2型で15%程度増加しており、この効果の増強具合に価値を見出す人は、2回接種がおすすめです。また受験生なども4週間隔で2回接種がお勧めです。(添付文書上、成人も2回接種してもかまいません

接種できない人は?

  • 重度の卵アレルギーの方(卵を食べれない方)で、過去にインフルエンザワクチンを接種した事がない方。
  • 過去に不活化インフルエンザワクチンで重篤な副反応を認めた方

補償は?
認可ワクチンですので、日本医薬品医療機器総合機構の補償が使えます。

予約方法

パソコンまたは、携帯電話、スマートフォンにて、当院Web受付画面からインターネット経由でご予約ください。

この予約は、当日のワクチンを確保するためだけの予約ですので、実際に接種でご来院の際は、事前にWeb受付で順番受付をしていただかないと、接種は来院順となります。

インターネットを利用できない方のみ、  お電話(073-422-1458)にてご予約ください

接種までの流れ

  1. インターネット経由で日付と時刻を予約する。
  2. PDF問診表をダウンロードして印刷→記入しておく。
  3. 接種時間になったら、Web受付で順番を取る。(コメント欄に "インフルエンザ予防接種" と入力)
    ※初診の方もWeb受付できます。(Web受付できない方は直接来院くださっても結構ですが、待ち時間が長くなる場合が御座いますので、ご了承ください。)
  4. 自宅で検温し、問診表に記入。順番が来たら、来院。

来院時に用意するもの

問診表PDF問診表(※閲覧にはPDF readerが必要です。)
接種時に
必要なもの
65歳以上の定期接種の方和歌山市専用の問診表(当院受付で配布)
保険証、印鑑、料金
65歳未満の成人問診表、保険証、料金
小児問診表、保険証、可能なら母子手帳、料金
接種料金小児~成人当院初回3700円/回
当院2回目追加接種3300円/回
65歳以上和歌山市の方は、和歌山市専用の問診表に
記入いただいた場合、自己負担額は1500円です。
(市外の方も当院で接種可能です)

※保険証は本人確認目的です。

今年度(2016/17)の株

A型2種類とB型2種類の計4価ワクチンです。

A型株California/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
Hong Kong(香港) /4801/2014(X-263)(H3N2)
B型株Phuket/3073/2013(山形系統)
Texas/2/2013(ビクトリア系統)

昨年と比べ、A型1種類(H3N2)が変更になりました。

鶏卵のなかで、インフルエンザウイルスを増殖させ、そのウイルスのなかで、免疫に必要な部分だけを取り出して、精製したもの。

  • 免疫に有効な成分だけを取り出していますので、免疫力低下している免疫不全症の方でも接種する事による副反応でインフルエンザに罹患することがありません。したがって、免疫抑制剤を服用中のかたでも接種自体は可能です。
  • 皮下注または、筋注することで、樹状細胞に取り込まれ、IgG型液性免疫を誘導し、インフルエンザによる重症化を予防します。
  • 13歳以上の年齢では、ワクチン株と流行株が一致した場合は、鼻腔噴霧式生ワクチンより有効で、A型に対して70%程度の発症予防効果を発揮しますが、昨年の様に株が不一致の場合は、ほとんと効果がでません。また、B型に対してはそもそも発症予防効果は軽微です。
  • そのため、小児では主にインフルエンザに罹患しないために接種するのではなく、インフルエンザ脳症などの、重篤な合併症で死なないために接種するというのが主な目的と考えます。
  • 7歳以下での発症予防効果は、ワクチン株と流行株が一致した場合でも、A型に対して30%程度で、鼻腔噴霧式生ワクチンの1/2~1/3程度です。(※重症化予防効果は期待できます。)
インフルエンザ図

発症予防効果は、低いですが、重症化予防効果はあると考えられています。
右図は、幼児(1〜4歳)の超過死亡とワクチン供給生産量を表したグラフです。

1989年頃から接種率が急激に減少し、学童集団接種が1994年に中止されました。それに伴い、幼児(1〜4歳)でインフルエンザ脳症などの合併症で亡くなった方が急激に増加しています。

一般的な外来でのインフルエンザ罹患の順番は、学生・学童→幼児というふうに、教室などの密閉された空間で集団生活を送っていて、免疫のない人から順番に罹患していきます。学童集団接種による免疫効果や集団での発生が抑えられたとにより幼児が守られていたと考えられますが、学童集団接種は中止されたままでも、その後、幼児自体の接種率が上がったことにより、再び死亡率が低下しています。
2004年には、1〜6歳のワクチン接種率が50%を超えるようになっています。

  • 喘息などの持病のある方
  • 国産認可ワクチンでないと不安な方

ほとんど、接種部位の発赤や腫大です。

接種部位の紅斑20.8%
接種部位の腫脹12.5%
硬結~疼痛8.3%
発熱12.5%

 3~6か月程度と言われています。ただし、このワクチンが効果的なのはA型インフルエンザですので、毎年A型インフルエンザが流行するのは、12月~3月までですので、10月からの接種で十分です。3月~5月はB型インフルエンザですので、もともと不活化ワクチンの効果は低いです。11月や12月にワクチン接種を遅らせてもあまり意味は無いと思われます。


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