主に育児を担当しないお父さん、お母さんへ


この場合、育児を担当するのは、自分のパートナーと言う事になります。

育児を担当する親は、その手間の多さと同時に自分の笑顔を絶やさないという努力のため、へとへとになるくらいの情緒、言語教育をしているかもしれません。その大変さはあなたの仕事より10倍くらい大変な作業をこなしているかもしれません。もっとも大変な部分は夜泣きです。睡眠時間が不定期に削られ続けるような仕事は小児夜間救急業務くらいではないかと思います。それくらい大変な仕事を行っているわけです。

 専業主婦の家事業務を一般労働と考えた場合に、(夜泣きによる夜間の世話を考慮しない場合)それがどの程度の報酬額に相当するかについて、アメリカの保険会社が試算したおもしろい報告があります。それによると家事をハウスキーパー、コック、保育士などとして時間給計算をした場合、それは実に年間1400万円の労働に相当するというものです。もちろんこうした計算の根拠にはさまざまな異論もありますが・・・。夜間の報酬も考慮すると、もっと高額に相当するかもしれません。

 睡眠時間を削られると、人間はうつ病になりやすくなります(表情が乏しくなります)。身近な養育者がうつ病になると、子供の夜泣きや情緒不安定がさらに増悪します。夜泣きが増悪すると、養育者の睡眠時間はさらに削られ、うつ病は進行します。

パートナーの表情が乏しくなっていたり、イライラが増加していると感じたら、あなたが育児援助をするか、おばあちゃんに助けを求めるか、地域保健婦に助けを求めてください。

パートナーは、育児でへとへとになっています。パートナーが育児を行っているという事にたいして、『ねぎらいの言葉』を必ずかけてあげてください。乳幼児の育児は、おそらくあなたの仕事より大変な作業です。